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スポーツ施設にもAEDは設置されている

現代社会においてスポーツは非常に大事なものですが、スポーツ施設などに行き本格的にスポーツをする場合でも無理をしないことが大事です。体を動かした方がいいのは事実ですが、無理をすることで心臓に負担がかかり倒れる可能性があります。

野球少年

スポーツ中の突然死は珍しくない

スポーツ施設は日本中に整っていますが、その多くにAEDが存在していることを知っている人は少なくないかもしれません。AEDとは、心臓まひなどを起こした場合に電気を送ることで心臓をけいれんさせ正常なリズムに戻すための機械です。かつてはAEDがそれほど注目されていませんでしたが、高齢者社会になったことによりスポーツ中に体を壊す人が増えてきました。ひざなどを痛めるだけであれば命に別状はありませんが、心臓発作を起こすことも少なくありません。心臓発作を起こした場合、そのままにしておくと命を失う可能性が出てきます。

高齢者は無理をせず体を動かす程度が良いですが、最近は高齢者でなくても普段から運動していない人が突然激しい運動をした場合に心臓発作を起こしてしまうことがあります。また、普段から運動している人でも、突然心臓に負担がかかりそれにより命を落とす可能性が考えられるでしょう。実際にプロのスポーツ選手でも、練習中や試合中に心臓発作が起きてしまい、そのまま病院に運ばれることも決して珍しくありません。つまり、心臓に何らかの問題があれば、運動している人でも心臓発作を起こす可能性は少なからずあるわけです。持病もっている人であれば、あまり無理をせず活動しなければなりません。

AEDは、2004年7月から医療従事者でない一般市民に開放されたものです。それまでは医療従事者のみが活用していましたが、医療従事者がそばにいない場所での心臓まひなどが起きた場合に一般市民利用できるようにスポーツ施設などに設置をしているわけです。

AEDがなければ救急車を呼ぶ必要がありますが、救急車を呼んで到着するまでには平均で5分から6分ほどになります。そのあいだずっと心臓が止まっている状態で放置するよりも、応急処置をした方が蘇生率が高まるためAEDが重要な役割を果たしているわけです。

スポーツ中の突然死の原因とは

スポーツ中に突然心臓が止まる場合には、どのような原因が考えられるかを知っておく必要があります。その原因の一つは不整脈になっている場合が考えられます。通常の心臓であれば、収縮と拡張を規則的に繰り返しますが、不整脈の場合には心臓が細かく振動するだけで十分な血液を身体全体に送り出すことができなくなります。本来ポンプの役割をしている心臓が動かなくなれば、体中に血液が廻らなくなり、酸素が不足した状態になるわけです。

酸素が不足した状態になると、まずは頭脳が酸欠状態になり立っていることができなくなるため、そのまま倒れてしまう可能性があります。この段階であれば貧血などとそれほど変わりませんが、貧血と異なるのは心臓自体が正常に動いていないことです。貧血の場合は一時的に血液の流れが悪くなるだけですが、心身細動と呼ばれる不整脈のパターンは心臓そのものが正常に働いていないため、そのまま放っておいても自然な状態で意識を取り戻すことは考えにくいです。

ちなみに、心臓が機能していない場合でもすぐに息を引き取るわけではありません。脳は正常に働かなくなるため記憶がなくなり倒れてしまいますが、細胞などはまだ生きた状態ですのですぐに対応すれば助かる可能性があります。ところが、そのままの状態で3分以上経過してしまうと命の危険にさらされる可能性があり、いち早く対応することが求められるでしょう。

救急車が到着するまでの5分から6分の時間を待っているだけで生存率は50%を切ってしまいます。仮に命を取り留めたとしても、脳などに後遺症が残ってしまう恐れがあるため、いずれにしても迅速で適切な処置が求められることは間違いありません。

このとき重要になるのが、AEDの存在でしょう。AEDがあることによって助かる命があるのは間違いのないところですが、倒れている人を発見したときにすぐ利用できる状態にしておくことです。

利用者の万が一に備えてAEDを

サッカー少年

万が一の時に備えてAEDを設置する必要がありますが、そもそも機械を利用することができなければ無用の長物となってしまうかもしれません。そこで、スポーツ施設などにAEDを置いておくときにはまず多くの人が発見しやすい場所に置いておく必要があります。

例えば体育館であれば障害物の近くに置いておくこと分かりにくいため、だれもが見やすい入口の所に置いておくことで、探す手間が省けて処置しやすくなります。入口の所に置いておけば、無意識のうちに記憶の中にAEDの存在が残るため、心臓発作で倒れる人がいても「あの場所にあったはずだ」と気がつき、すぐに行動できるでしょう。

もう一つ重要なことは、機械の場所が分かったとしてもそれを利用できる人が必要なことです。もちろん、AEDはだれでも利用できるようにAEDを開くと自動音声で機械の使い方を説明してくれます。その通りに行えば、AEDを利用して心臓に電気を送り蘇生することも可能です。ですが、迅速な作業が必要になりますので自動音声を聞きながら慣れない手つきで迷いながら操作するよりも、事前に使い方を知ってもらうべく定期的に講習会を行っておくべきです。

基本的な操作は、体の2カ所に長方形の湿布のようなものを取り付けて、機械本体にある丸いボタンを押すだけです。ボタンを押せば、機械が自動的に心臓の状態を確かめてくれます。心臓の状態に問題がなくただの貧血などであれば電気が流れることはありませんが、確実に心臓の動きがおかしい場合には自動的に機械が電気を流してくれます。これを倒れた時から3分以内に行うことで蘇生率が変わってきますので、迷わずにまずは機械を取り付けてボタンを押すようにしましょう。

AEDは、スポーツ施設には複数置いておいた方がよいですが、大きなスポーツ施設ならば各建物に一つずつは設置をしておくべきです。

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