目次
※本ページは、2021年8月19日時点の情報をもとに作成しています。
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メーカー | オムロン | 日本ストライカー | フィリップス | 旭化成ゾールメディカル |
---|---|---|---|---|
商品名 | レスキューハートHDF-3500 | ライフパックCR Plus | ハートスタートシリーズ (HS1、HS1+、HS1+e、FRx+、FRx+e) |
ZOLL AED Plus |
最安 販売価格 |
260,480円 | 299,250円 | 302,500円 | 385,000円 |
販売会社 外部リンク |
オムロン の公式サイトを見る |
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重量 | 1.1kg | 1.9kg | 1.0kg~ | 3.1kg |
多言語対応 | × | - | 機種による | - |
防塵・防水 | IP56 | IP44 | 機種による | ○ |
航空法対応 | ○ | ○ | 機種による | × |
寒冷地対応 | △ ※保管時のみ -10℃~50℃(2日間)対応 |
× | 機種による | ○ |
子どもへの 利用 |
× | ○ | 機種による | ○ |
自動点検頻度 | 毎日午前3時に自動点検を実施 | 自動点検頻度の記載なし | 機種による | 毎日1回の自動点検を実施 |
保証期間 | 5年間 | 8年間 | - | 5年間 |
※日本ライフラインのAED「カーディアックレスキュー RQ-5000」と、ヤガミのAED「サマタリン」は、販売価格を公開している代理店がありませんでした。
引用元:オムロン公式HP(https://www.aed.omron.co.jp/product/)
初めての人でも正しく使えるAEDを目指して、操作性などをわかりやすくシンプルにデザインしています。防塵・防水性に関してもIP56規格をクリアしているので汎用性の高い製品だといえるでしょう。重量は1.1kgと調査した中では最軽量で女性・子どもでも楽に持ち運べます。
操作に迷ってしまいがちなポイントは音声だけでなく、光でもガイドしてくれます。今なにをするのが正しいのかが一目でわかるのです。独自技術であるSCOPEバイフェージック技術を取り入れたことにより、効果的な電気ショックを判断して与えることが可能。 また、迅速な救助をしようと思ってもケースから出す際にもたついてしまうことがありますが、こちらはキャリングケースから出さずに使えるのが魅力。1分1秒を無駄にしないために考えられているAEDだといえるでしょう。毎日自動でセルフチェックを行うので、最適な状態を保てます。
選任製造販売業者として、オムロンヘルスケア株式会社が導入後のサポートを行っています。本体のメーカー保証期間は5年間、トラブルの際はフリーダイヤルかメールで問い合わせができる24時間体制のカスタマーセンターが対応しています。またメーカーが提供している5年間フルサポート・安心パックなら、消耗品交換や救命使用時のパッドの補てんが得られますし、AED講習や定期点検もしてくれるのでより安心してAEDの設置が可能です。
オムロン製のAEDを取扱う販売代理店の中で、最安値で購入出来る販売会社を調査したところ「キヤノン」が最も低価格でした。
引用元:フィリップス公式HP(https://www.kyumei.com/itmdetail?gid=24)
医療機器メーカーとして世界的なシェアを誇るフィリップスのAEDは、アメリカでは一般家庭でも購入が出来る製品です。重量1.5kgとコンパクトで持ち運びもしやすく、音声ガイダンスが付いているので安心して操作できます。日本限定モデルも販売しています。
とてもシンプルな構造になっていて使いやすいのが魅力です。心肺蘇生法コーチング機能もついているので、安心して利用できます。 とても使いやすい製品であるだけでなく、上位機種のハートスタートFR2と同じように独自の電気ショック技術を搭載し、効率よく蘇生が期待できる仕組みになっているのも魅力です。緑のハンドルを引くだけで電源がONになり、操作に関する音声メッセージが流れるようになっています。 毎日自動でセルフテストを行い、状態はランプで確認できるのでいざ必要な時に故障していて使えなかったといった心配も少ないです。
フィリップスのAEDテクノロジーを搭載したAED「ハートスタートシリーズ」。「HS1+e」シリーズはアイコンの見やすさと使いやすさに注目して設計されており、グレーを基調として親しみやすくシンプルな操作性が特徴的です。「FRx+e」シリーズは小型かつ軽量さと頑丈さを特徴として備えており、音声とアイコンが各ステップをガイドする、赤色を基調としたモデル。「HS1トレーナー」はハートスタート「HS1」シリーズをモデルに設計されており、備えに役立つ現実的なシナリオをもとに製作され、パッドの装着を検知できる他、繰り返し使用できるトレーニングパッドが付属。「トレーナー3」は迅速さをシミュレーションした設計に加えて、リモコンによるシナリオの調性も可能。
フィリップスの日本限定AED・ハートスタートシリーズは、国内総販売代理店としてフクダ電子がアフターケアも行っています。アフターケアとして遠隔監視システム・AEDガーディアンCPを提供していて、日常検査や消耗品の交換がパソコン上で把握できます。またレンタルの場合は、メンテナンス等全ての管理をフクダ電子が代行してくれます。AEDを適確に利用するために、随時のAED講習とカスタマーセンターでのバックアップも提供されていますので、安心・安全に利用できます。
フィリップス製のAEDを取扱う販売代理店の中で、最安値で購入出来る販売会社を調査したところ「救命コム」が最も低価格でした。
引用元:日本ストライカー株式会社公式HP(http://www.physio-control.jp/product/crplus/)
使いやすさとメンテナンスなどの簡便性を追求したAEDが、日本ストライカー株式会社(旧:フィジオコントロールジャパン)が製造・販売する「ライフパックCR Plus」です。音声ガイダンスやイラストを使用して説明してくれるので、いざという時も慌てず操作できます。重量は1.9kgなので女性でも持ち運び可能です。
これまでにAEDを含むさまざまな救命機器を取り扱ってきたフィジオコントロールジャパンは、2018年10月1日に「日本ストライカー株式会社」として新たにスタートしています。医療機器を中心に取り扱う日本ストライカー株式会社と法人統合することで、さらなる日本の医療業界の向上を目指しています。
学校で使う学習アイテムを取りそろえる理化学ショップ。ライフパック CR Plusを299,250円 (税込)で販売しています。小児用のキットも揃えるなど、学校や教育施設での使用できるよう配慮されています。
引用元:旭化成ゾールメディカル公式HP(http://www.ak-zoll.com/general/05.html)
救命医療機器メーカーである旭化成ゾールメディカルの製造するAEDは、絵文字や音声ガイダンス付き!重量は3.1kgと少し重量がありますが、防塵・防水なので様々な場面での活躍が期待できます。プロ仕様の「AED Pro」も販売中です。
シンプルな使い方ができるAEDです。絵文字では具体的にどのような流れで操作すれば良いのかだけでなく、反応を確認する、119番通報をするなど慌てると忘れてしまいがちな基本的なことについても書かれています。 それから、胸骨圧迫ヘルプ機能というものも用意されています。心臓マッサージの知識がない方の場合、どれくらい深く押せば良いのか判断しかねるはず。そういった時も「モットツヨクオシテクダサイ」といったように表示が出るので一度も心臓マッサージをしたことがない方でも正しいマッサージができるでしょう。
こちらのAEDは5年間消耗品買い替え不要・5年間本体保証によって、購入からの5年間は、基本的にバッテリー交換を含む主要メンテンスがフリーです。もちろん毎日点検は必要ですが、それも自動テスト結果をインジケーターで確認するだけでOKですから、とても安心・安全に利用ができます。
またレンタルコースなら、消耗品の交換や定期点検を行ってくれるのでさらに便利でしょう。なお救命処置時の質問や機会のトラブルなどが生じた場合、24時間対応のフリーコールセンターで的確にサポートしてくれます。
旭化成ゾールメディカル製のAEDを取扱う販売代理店の中で、最安値で購入出来る販売会社を調査したところ「救命コム」が最も低価格でした。
引用元:ヤガミ公式HP(https://aed.yagami-inc.co.jp/items/pad350p/)
ヤガミから展開されているAED「サマリタンPAD350P」は、月額2,980円というリーズナブルな価格設定で利用できる点が特徴のモデルです。8年保証安心パックや、通信機能付きのパック、未就学児用パッドパック付きなど…ケースバイケースで使用する場所や目的に合わせた、多様な展開が見られます。
気軽に持ち運びが可能なコンパクト設計になっており、重さは約1㎏。大きさもビジネスバッグに入れられる程度の小ささですから、設置場所や持ち運びには困りません。専用のケースに入れたままですぐに使用できることから、迅速な対処が求められるような場面でも頼れるでしょう。ケースに入れたままで電源を入れる段階から電気ショックまでの全ての動作が可能です。
高い防塵・防滴性能を誇るIP56クラスの頑丈さが認められており、例えば船舶の上やほこりが多く舞う工事現場など、多岐にわたる現場でも安心して使用できます。置き場所が限られることもありません。
使用時には音声と光で操作をサポートし、ランプの色や音声など様々なアピールで、次に何をすべきかを解説します。AEDを利用した救助活動だけではなく、パッドパックの有効期限切れやバッテリの電圧低下といった、メンテナンスに必要な情報も同じようにわかりやすく示してくれます。
AEDは決して安いものではないため、大切な設備だとわかっていても導入に踏み切れない方も多いはず。そんな施設管理者に向け、比較的導入のハードルが低いAEDのリース・レンタルプランを取扱っている会社をご紹介します。
AED レンタル・リース会社 |
最安月額プラン | 契約期間 | 最低月額プランで レンタルできるAED |
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ヤガミ 公式サイトを見る |
3,278円~ | 8年 | サマリタン350P |
トレハクラブ 公式サイトを見る |
4,200円~ | 非公開 | CU-SP1 |
omron 公式サイトを見る |
4,950円 | 5年 | レスキューハートHDF-3500 |
ALSOK 公式サイトを見る |
6,160円~ | 5年 | ハートスタートHS1+e |
SECOM 公式サイトを見る |
5,170円~ | 5年 | AED450P (オンライン管理無し) |
sanwa 公式サイトを見る |
6,600円~ | 5年 | ハートスタートHS1 |
救命コム 公式サイトを見る |
9,625円~ | 5年 | AED-3100 |
AEDレンタルサービス 公式サイトを見る |
9,900円~ | 1年 | AED-3100 |
日本光電 公式サイトを見る |
12,650円~ | 半年 | AED-3100 |
日本ライフライン 公式サイトを見る |
非公開 | 5年 | Cardiac ResQ-5000 |
サニクリーン 公式サイトを見る |
非公開 | 非公開 | レスキューハート HDF-3500 |
引用元:株式会社ヤガミ
https://aed.yagami-inc.co.jp/lp/
創業70年以上の歴史がある株式会社ヤガミでは、月額2,890円というお手頃価格でAEDをレンタル可能。持ち運びに便利なコンパクトボディのAED「サマタリン」を低コストで利用することができます。小型AED「サマタリン」はケースの上から操作することができ、万が一のときにも手間をとらない優しい設計となっているのが魅力。契約期間は8年と、レンタルサービスの中ではやや長めの設定となっています。
注目したいポイントは、なんといってもアフターフォローがしっかりしているところです。リース・販売ともに8年という長期保証期間が設けられています。また、保証期間中はAEDに付属しているパッドを0円で利用可能。4年に一度の交換でOKなので、導入後に手間のかかるやりとりはほとんど発生しません。
引用元:omron
https://socialsolution.omron.com/field-engineering/solution/medical/maintainance.html
オムロンのAEDレンタル料金は月額4,500円から。契約期間は5年プランのみとなっており、長期割引などはないようです。オムロンは「レスキューハートHDF-3500」という機種を取り扱っており、レンタル・販売の両方に対応しています。プランには、AEDを利用する際に必要なパッドパックや収納ケースが付属しており、利用する人のニーズに合わせて柔軟に対応してくれます。ヘルスケアに特化したメーカーで、ネームバリューがしっかりしているところもポイント。契約期間中のアフターフォローも充実しており、顧客満足度も高い傾向にあるようです。
引用元:SECOM
https://www.secom.co.jp/business/
medical/aed_charge.html
SECOMはセキュリティ会社ならではの強み・ノウハウを生かし、AEDのオンライン管理システムを採用。接続テストを毎日行い、サーバー・SECOMカスタマーセンターで一括管理をしてくれます。
毎日SECOMが管理をしてくれるため、メンテナンスも手軽です。オンライン管理は、盗難・不正持ち出し防止対策にもつながります。AED使用後のメンテナンスサポートも充実しているため、維持管理に手間がかからないAEDレンタルサービスだと言えるでしょう。
引用元:sanwa
https://ec.sanwa303.co.jp/aed-rental/plan
短期プラン・長期プランの2コースを用意しているsanwa。AED導入の目的・利用場所・予算に合ったレンタルプランを選択できます。企業・施設に設置するのであれば長期プラン、合宿・スポーツ大会などのイベントであれば1日からレンタルできる短期プランがおすすめです。短期プランの場合、郵送でAEDを届けてくれます。もちろん、配達期間はレンタル期間・料金に含まれません。
また、部品ごとにレンタルすることも可能(※長期プランは本体のみレンタル可能)。利用シーンに合わせてプランを選びたい方におすすめの会社です。
引用元:ALSOC
https://www.alsok.co.jp/corporate/aed/
ALSOKは軽量タイプ「AEDハートスターシリーズ」のレンタルに対応しています。ハートスターシリーズはコンパクトで携帯性しやすく、イベント企画などで外に持ち出す際も使用しやすい機械です。救急トレーニングサービスでは、いざというときに迅速に対応できるよう講習会も実施。
月額5,600円でフルサポートを受けられるのはALSOCの強みだと言えるでしょう(※AEDの機種によってレンタル価格は変動します)。AEDレンタルサービスを利用している人からは「アフターケアがしっかりしている」「ゴルフカートにもAEDを搭載できて便利」という声が上がっています。
引用元:救命コム
https://www.kyumei.com/info/aed-rental
レンタルできるAEDの機種は全部で6種類。機種によってレンタル価格は変動しますが、比較的リーズナブルなレンタルプランを提供しています。軽量タイプで持ち運びが便利なものから施設に常設できるタイプ、機能面が充実しているものまで、取扱商品が充実。利用シーンに合わせてベストなAEDをレンタルできるでしょう。
また、持ち運び用のバックパック・防水ケースもレンタルできるが嬉しいですね。返却時の着払い伝票もセットで送付してくれるなど、細かな配慮が行き届いている会社です。
引用元:日本光電
https://www.aed-life.com/products/aedrental/short-term-rental/
日本光電は、短期利用者に向けたAEDレンタルサービスを実施しています。1週間からレンタル可能で、料金は13,200円からとなっています。AEDレンタルは、一般的に年単位の契約となるケースが多いもの。その点、1週間から利用できる日本光電なら、イベント期間中や特別なシチュエーション時に利用しやすいですね。レンタル期間は基本的に6ヶ月までとなっていますが、担当営業所に相談して6ヶ月以上レンタルすることも可能です。レスキューキットにはAED本体のほかに、付属品としてグローブやハサミ、カミソリなどの救急セットが付いています。
引用元:AEDレンタルサービス株式会社
https://www.aed-rental-s.com/945213510
15116491247333
AEDレンタルサービスでは、日本電光のAEDをレンタルすることができます。リース契約はなく、基本的に数日間から数か月単位のAEDレンタルサービスを展開しています。延長申請をすれば、年単位で長期間レンタルすることも可能。まとめてレンタルをすれば、セット割引も適用されます。
また、マラソン大会利用時のリュック・のぼり旗・ビブス・ゼッケンも無料で貸し出し対応。AEDレンタルサービスだけでなく、付属サービスサポートも充実している会社です。
引用元:日本ライフライン株式会社
https://www.aed-rescue.com/products/products.html
全国47エリアに営業拠点を持つ日本ライフライン株式会社は、カーディアックレスキューという機種のAEDを取り扱っています(残念ながら、レンタル費用は公式HPに記載がありませんでした)。カーディアックレスキューは成人・小児兼用のパッドを採用しているAEDなので、子どもにも使用することができます。子ども用パッドを別途用意する手間が省けし、追加料金も発生しないのが魅力です。またAED専用のコールセンターを設けており、24時間365日体制でいつでも対応してくれます。利用する側にとって非常に頼りになるシステムを導入しています。
引用元:ジャパンサービス
https://www.japanservice.co.jp/nextgenerationaedsamaritanpad350.html
ジャパンサービスのAEDレンタルは、「サマリタン」の場合、4年契約で月額4,500円(税別)ですが、8年契約になると月額約2,800円(税別)で利用できます。さらに、オプション料金で消耗品補償などの安心パックを付けることが可能なので、ランニングコストは実質月額サービス料のみ。「サマリタン」は一般法人やクリニックで8年契約をすると、8年間の安心オプションパックが付いてくるようです。
他にも多数の機種があり、「CU-SP1」「ハートスタートHS1+」「AED-3100」などがラインナップ。機種によって契約年数が異なりますが、どの機種も長期レンタルの方が月額は安くなります。中には1日からの短期レンタルが可能な機種もあります。
引用元:トレハクラブ
https://www.treha.com/service/cu-sp1-bihin/
トレハクラブは、ポータルサイト運用やヘルスケア事業など、幅広い分野で活躍する企業です。AEDの販売事業でリースサービスをスタートさせて2年間で累計設置台数が1,000台を突破しています。
レンタルプランでは人気のAEDメーカー3社から選ぶことができ、誰でも簡単に使える「CU-SP1」、コンパクトな次世代型「サマリタン」、国内唯一の国産「CU-SP1」から場所に合った製品を選ぶことが可能。
また、トレハクラブのスタッフは、AEDに幅広く精通したプロで、1年間の講習実績は800件以上。AEDのことならなんでも相談に乗ってくれます。AEDを設置したいけど、価格や対応年数、性能などどのようにしてえらんだら良いのかわからない人は、トレハクラブにお任せするのが良いでしょう。無料見積なども行っているので、気軽に問い合わせができます。
引用元:サニクリーン
https://www.sanikleen.co.jp/biz/product/aed.html
サニクリーンは、オムロン社製のレスキューハート HDF-3500を取り扱っています。HDF-3500は音声と光によるガイドがあり、初めてでも正しく使える簡単な操作性のAEDです。キャリングケースから出さなくても使えるので、いざというときにすぐに使用することが可能。
サニクリーンでは、導入後3年後に電極パッドとバッテリーを無償で交換、さらに日常業務である定期点検もサポートしてくれます。AEDを使用した際も、連絡を入れるだけで消耗品を無償で交換対応してくれるため、余分なコストがかからず、会社の予算を圧迫する心配が要りません。AEDレンタルプランは1日~3日の短期から相談できるので、スポーツイベントや建設現場、開催期間が短いイベントなどに利用されることが多いようです。
AEDは国内外の様々なメーカーによって開発・製造され、そのどれもが「高度管理医療機器」や「特定保守管理医療機器」のガイドラインに則して販売・開発されているので、技術レベルや安全性に遜色はありません。なので、可能な限りコストダウンを図りたいもの。ここではAEDを購入できる会社を調査して、販売価格の安い順に紹介しています。
引用元:キヤノン
https://cweb.canon.jp/medical/aed/lineup/omron/hdf3500/
キヤノンでは、オムロンが開発したAED・レスキューハートを245,000円で販売しています。レスキューハートは重量1.1kgと軽量で持ち運びしやすいのが特徴。女性でも楽に操作することができ、シンプルでわかりやすいデザインが好評のAEDです。キヤノンは独自のAED講習サービスを実施しており、インストラクターによるAEDを使った心肺蘇生法の講習会を行っています。そのほか、AED導入に関する資料を無料で提供しているのも魅力。もちろん、個人での購入も可能です。
引用元:救命コム
https://www.kyumei.com/itmdetail?gid=24
救命コムで購入できるAEDは、フィリップス社のハートスタートHS1+で販売価格275,000円となっています。そのほかオムロンのレスキューハートHDF-3500、日本光電が開発したAED-3100、旭化成ゾールのZOLL AED Plusなど、さまざまなAEDを販売しています。多様なニーズに応えてくれる豊富な品揃えが魅力で、AEDに関する付属品や消耗品も多数販売しているとのこと。また、救命コムは最短1日から利用できるAEDのレンタルサービスも用意しているので、特定期間だけピンポイントでAEDを活用することもできます。
引用元:セコム
https://www.secom.co.jp/business/medical/aed/model/
セコムはセキュリティ会社として有名ですが、AEDの販売・レンタルを行っており、フィジオコントロールジャパンから開発された「ライフパックCRPlus」というAEDを販売しています。販売価格は285,000円、レンタルサービスは月額6,000円から利用可能です。セキュリティ会社の強みとして、オンラインによる管理システムが充実している点にも注目したいところ。AEDが正常に作動するかどうか、毎日自動の接続テストを実施して、カスタマーセンターで一括管理しています。不具合が起こったり、万が一盗難に遭った場合はすぐに対処してくれるため、オンライン管理のメリットを最大限受けられるでしょう。
引用元:フクダ電子
https://www.fukuda.co.jp/aed/products/aed/hs.html
医療機器専門メーカーのフクダ電子は、創業より日本の医療向上に尽力してきた老舗企業です。企業や学校、宿泊施設など、さまざまな場所でフクダ電子のAEDが利用されています。
フクダ電子が販売しているAEDはフィリップ社のAED3機種。販売価格がもっとも安いのはハートスタートHS1+で、価格は非公開となっています。また、AEDの販売だけでなくレンタルサービスも行っているため、AEDを導入する施設に合わせて購入・レンタルを選択可能。ニーズに合わせた柔軟な組み合わせでユーザーからの満足度も高い会社です。
引用元:日本ライフライン
https://www.aed-rescue.com/products/products.html
全国47エリアに営業拠点を持つ日本ライフライン株式会社。AEDの製造から販売までを一貫して行っているのが特徴で、カーディアックレスキューというAEDを販売しています。カーディアックレスキューは成人・小児兼用のパッドを採用しているので、老若男女に使用が可能。基本的に追加料金が発生することはありません。AED本体はBluetoothやUSBケーブルに対応しており、パソコンへのデータ送信も楽に行うことができます。
また、カーディアックレスキューRQ-6000は耳が不自由な方も使用できる機種。用途に応じてモードを選択可能です。
AEDを導入するにあたって、購入・リース・レンタルの3つの方法があります。それぞれの違いやメリット・デメリットについて見ていきましょう。
AEDを購入する場合は、本体だけを購入して消耗品を別途で購入していく方法と、消耗品を含んだパック価格で購入する場合の2つの方法があります。どちらも消耗品や備品との一括購入をすることで総額費用を節約できる点が大きなメリット。レンタルやリースと比較して利率がかからない点も、コストの節約に繋がるでしょう。機種や備品を自由に選べる点も強みです。
ただし購入した場合は、AEDをいつでも使えるように点検・メンテナンスが必要です。消耗品の期限管理やインジケータの確認をしたり、AEDを固定資産として経理の手続きをしたりといった手間がかかります。コストを重視するのであれば、長い目で見れば一括購入の方が節約できます。逆に限られた期間しか使用しない場合などには、購入よりもレンタルやリースの方が適しているでしょう。
リースは、商品の購入金額をユーザーが決め、その上でリース会社がリース料率を上乗せして毎月の利用料金を決める方法です。AEDを扱うリース会社も多く、AED本体や消耗品以外にも、メンテナンスや天災・盗難に関する補償も含めて料金を決めるケースもあります。月払いのため短期間だけAEDを利用したいという場合には、購入するよりコスト節約に繋がるでしょう。メンテナンスや補償がついていれば、AEDの運用に関する手間を省くこともできて楽です。
ただし月額リース契約の内容には、AEDの消耗品やメンテナンスが含まれていないこともあります。リース契約満了後には消耗品を都度購入する必要もあるなど、契約内容を良く確認する必要があります。
AEDのレンタルは、一般に消耗品などの諸費用もすべて含んだ形で料金が決められています。消耗品が期限近くになると送られてくるようなサービスもあり、予算を立てやすいのが特徴。付帯サービスとしてメンテナンスや補償などが用意されていることもあります。
ただし契約延長後、リースと比べて価格が下がらないため長期間利用する場合はリースよりも高額になってしまいます。また、レンタルの場合は借りられるAEDの機種に限りがあるため、自由にAEDを選べない点もデメリットの一つです。
AEDのランニングコストは、電極パッド交換とバッテリー交換が挙げられます。
電極パッドの交換時期は、約2年です。電極パッドの種類は、成人用・小児用・両用の3タイプがあります。 成人用では、小学生から高齢者までの幅広い年代に使えます。小児用は「0歳~6歳までの未就学児向け」であり、成人用と比べて電力を3分の1に抑えてあるタイプです。パッドも小さく、貼りやすいのが特徴。そして両用とは、AEDに「成人と小児の切り替えスイッチ機能」がある場合に利用できる物です。
電極パッドを選ぶ際には、成人用があれば十分とされています。なぜならば、子どもの心臓はしっかりしており、成人用パッドを用いても問題ないからです。ただしAEDを使用する際には、パッド同士がふれ合わないようにしましょう。 ちなみに電極パッドの価格相場は、1万円です。1つあれば事足りますが、電極パッドは使い捨てです。使用後に新しい電極パッドを注文すると、届くまでの間の非常事態に備えられません。そのため、予備でもう1つ持っておくと便利です。また、AEDを使用する際に予備があれば、「失敗しても大丈夫!」と安心できるでしょう。
バッテリー交換時期は4年が目安です。リチウム電池のタイプが多いため、バッテリーが切れたら新品と交換する必要があります。カードを差し込んでバッテリー充電できるタイプもありますが、交換時期が2年と短いのが特徴です。また、バッテリーは寿命によって相場が異なります。目安としては、「2年で2万円」「4年で4万円」です。AED本体の寿命が5年~7年のため、ムダのない維持費を心がけましょう。
ランニングコストを抑えるには、レンタルがおすすめです。レンタルならば、月々の支払いに維持費も含まれます。つまり、「レンタルはランニングコストの心配がない」といえます。ただし長期にわたってAEDを設置する場合は、購入したほうが安くなるはずです。維持費だけではなく、トータルコストからAEDの設置方法を考えましょう。
ボックスにかんしても知っておきましょう。 ボックスとは公共施設でよく見かける「扉付きのAED収納箱」であり、自立式タイプと壁かけタイプがあります。 自立式タイプは、高さ約1メートルで地面に直接置ける物です。底が重いため、工具による設置が不要です。またAEDを収納できるだけではなく、下側にも収納スペースがあります。レスキューグッズや消化器など、必要な物もまとめて置けます。
自立式タイプの価格相場は10万円~20万円であるため、AEDを設置する前に検討しましょう。 壁かけタイプは、その名のとおり壁に設置する物です。工具で壁に穴を開ける必要がありますが、デッドスペースにも取り付けられるのが特徴です。壁かけタイプの価格相場は4万円~7万円であり、自立式タイプよりも安く済みます。 どちらのタイプも、扉を開けると音が出ます。緊急時に人が集まりやすくなるため、できればボックスを用意したほうがよいです。
AEDの助成金・補助金を受けられる対象は、「自治会」「商店街」「保育園・幼稚園」「企業(防災備蓄系)」「スポーツ団体」「イベント・講習会」などです。
多くの場合、自治体に申請すれば半額程度の補助を受けられます。宝くじ財団やあんしん財団、日本スポーツ振興センターにも申請できますが、枠が少ないとされています。補助の金額も、対象や地域によって大きく異なるのが現状です。イベントでは自治体からAEDの無償貸出も行われます。「AEDを利用できる人がいるのか?」など、自治体によっては条件付きのケースもあります。
AEDの助成金・補助金を受けるには「申請順」の場合が多いため、募集開始と同時に申請したほうがよいです。「募集規模」「開始・終了時期」「提出書類」にかんして、事前にきちんと確認しましょう。見積書や事業計画書も、必要となる可能性があります。 AEDで節税効果を期待する場合は、「減価償却」を視野に入れましょう。リースで経費に加算するよりも、設備としてAEDを購入したほうがよいです。定額法の場合、AEDの法定耐用年数は4年です。たとえば「40万円のAED」を購入すると、10万円が売上高から控除されます。年間売上高2,000万円で法人税40%の企業では、毎年4万円の節税効果が期待できるでしょう。
減価償却には、定率法もあります。定率法ならば1年目の減価償却費を多く計上できますが、翌年からの減価償却費が減少します。「定額法」と「定率法」のどちらを選べばよいのかは、税理士に相談しましょう。
AEDを導入・設置するとなると費用がかかってしまうのが現実。ですが、助成金として自治体から費用が支給されるケースもあるようです。ここでは、助成金によってAEDの設置を支援している東京都大田区の例をご紹介します。
地域の安心と安全のためにAEDを設置
東京都大田区は、民間団体がAEDを購入・設置する際の費用として初期費用の3分の2の金額を補助する事業を展開しています。補助の対象は、区内に施設がある民間団体。リース以外のAED設置を補助しているとのことです。
AEDの設置において半額程度を負担する自治体が多い中、半額以上を補助してくれる自治体はかなり少数派。それだけAEDの設置に力を入れていると分かりますね。
具体的な助成金額は各市町村によって異なります。知りたい方は、お住まいの自治体に問い合わせてみましょう。
宝くじ財団からの助成金によってAEDを設置することもできます。一般財団法人自治総合センターが発表した「平成29年度コミュニティ助成金決定額」によると、前年度は全国9箇所のAED設置を補助しているそうです。
コミュニティ助成金とは、備品・集会施設の整備、安全な地域づくり、地域文化の支援などに対して助成を行う宝くじの社会貢献広報事業のこと。「予算がなくてAEDの設置が難しい」と考えている方は、ぜひ一度申し込んでみてはいかがでしょうか。
一般財団法人あんしん財団に加入している事業所は、「職場の救急対策用設備」に定められている目的でAEDを購入・設置する場合にのみ助成金の支給を受けることができます。
AEDの設置は、職場での事故ゼロを目指し、安全衛生水準の向上を支援する「災害防止サービス」の一環で行われています。救急救命に必要な設備であるAEDのほか、人工呼吸用マスク、担架を設置・購入した場合のみ費用の一部を補助。また、AEDを的確に使用できるよう定期的に普通救命講習を開催しています。
所属団体があんしん財団に加入しているならば、ぜひとも受けておきたいサポートですね。
日本スポーツ振興センターは、スポーツ用具等の購入に要する経費としてAEDの購入・設置を補助。「助成対象経費総額Aの合計金額に30%を乗じた額を上限とする」として、1事業につきAED1台までを助成の対象としています。
スポーツの分野でAEDの設置が広まったのは約15年前。2002年11月に皇族の高円宮殿下がスポーツの最中に突然意識を失い、亡くなったのがきっかけだと言われています。体に負担を大きくかけるスポーツの最中は、突然死のリスクが高いもの。何が起こるか分からない現場だからこそ、AEDの設置が必要とされています。
AEDを購入する際に、本体のことについてばかり考えてしまいがちです。ですが、消耗品や備品のことについても押さえておきましょう。例えば、次のような種類があります。
身体に電気信号を送るために欠かせないパッドです。気をつけておかなければならないのが、使用期限が2年ほどになっているということ。そのため、2年後には買い替えなければなりません。
「買い替えのタイミングで使用することになってしまったら大変だから、あらかじめまとめて買っておこう」と考える方もいるでしょう。
しかし、メーカーの出荷時より2年程度が使用期限として定められているので、まとめ買いしても意味がありません。予備が付いてくる商品も多いのですが、一度使用したパッドは使い回しができないので気をつけておいてくださいね。
費用としては7,000~10,000円ほどかかります。また、小児用のものは価格が高くて20,000円程度となっているのでこちらも用意しておきましょう。
意外に高い費用がかかるのがバッテリーです。待機寿命が4~5年となっているのですが、費用は30,000円~40,000円程度となります。昔に比べるとかなりバッテリーの価格は安くなったといえますが、それでもこれくらいの価格がかかってしまうので頭に入れておきたいですね。
AEDを設置してあるところを見たことがある方ならばわかると思いますが、基本的に収納ケースに入れられています。大きく分けると3つの種類があるのでご紹介しましょう。
1つ目が街中でよく見かける自立式収納ケースと呼ばれるタイプです。地面から1メートルほどの高さにAEDの本体が来るように設置されていて、ボックスの中に入っています。価格帯は100,000円から200,000円ほど。設置する際に特に工事などは必要ないものが多く、ただ置くだけのものが主流です。
それから壁掛け式収納ケースです。こちらは40,000円~70,000円程度となっていて小さなスペースにも収まりやすいのが魅力だといえるでしょう。最後に壁掛けホルダータイプがあります。価格は20,000円ほどではありますが、ボックスに入れるタイプではないので検討している場合は一度商品をよく確認した上で考えてみるのがおすすめです。
この他に、AEDが設置されているのがわかりやすく示すためのステッカーなども挙げられるでしょう。どこに設置するのかなどによって必要な備品は異なってくるので、事前によく検討しておいてくださいね。
AEDを取り入れたいと思った場合、できるだけ費用を安く抑えたいと考えている方も多いでしょう。ですが、AEDは命に関わる場面で使うものということもあり、価格だけを重視して決めるわけにはいきません。
ただ、人によって求めている機能は異なるわけなので、自分の求めている範囲内で安いものを購入したいということであれば、価格を比較するのがおすすめです。そうすることによって不必要に高いものを購入する失敗もなくなるので、しっかり比較して決めましょう。
各メーカーのAEDの価格には差がありますが、機能など価格差になる要因はどこにあるのでしょうか。ここでは価格差の違いをご紹介します。
成人・小児の切り替え機能があるモデルは、そうでないものと比べて価格が高く設定されています。切り替えのないモデルは、未就学時へ使用する場合、通常の成人用の電極パッドに加え、小児用の電極パッドを用意する必要があります。
両方のパッドを用意しておいて、傷病者が成人の場合は成人用電極パッド、0歳~未就学児の場合は小児用電極パッドを使用するという形で使い分けます。切り替え機能のあるモデルの場合は、AED本体についている切り替えスイッチを切り替えるだけで、成人にも小児にも使用することができます。
緊急時のパニック状態で、もし電極パッドを間違えたらパッドの付け替えに時間がかかってしまいますが、切り替えであれば時間が短縮できます。
液晶画面つきのAEDもその分価格は上がります。画面については、必須ではないかもしれませんが、使う場所や人によってあった方がいい場合もあります。 液晶画面のメリットは、音声が聞こえなくても操作ができるということです。
耳の不自由な方でも画面を見れば操作できますし、工事現場などの周の騒音がうるさい場所などでもメリットがあります。色々な人の使用が想定されるマンション管理組合や、高齢の方の多い自治会等も画面付きを選ぶケースが多いようです。
AEDは決して安い買い物ではありません。様々な種類があり、設置目的によって最適なAEDが異なる場合もありますので、機能や目的なども考え、購入の際の判断材料にするとよいでしょう。
AEDを必要とする心停止は、発生する場所によって頻度や知名度が大きく異なります。心停止の7割以上が住宅で発生すると考えられていますが、心停止が目撃される割合や電気ショックを必要とする「心室細動」の頻度は、公共場所の方が高いと考えられています。
AEDを効果的に活用していくためには、心停止が発生した瞬間から一秒でも早くAEDにアクセスし、利用できることが必要。そのためAEDの設置が推奨されているのは、人から目撃されやすく心臓発作の危険性が高い場所が優先されています。
一般財団法人日本救急医療財団が発行する『AED の適正配置に関するガイドライン』(平成30年12月25日版)の内容を参照して、ご紹介します。
(PDF)AED の適正配置に関するガイドライン/一般財団法人日本救急医療財団[pdf]
人が集まりやすい場所や、心不全のリスクが極めて高い場所とは別に、人口の密集度合いに関わらずAEDの設置が考慮されるべき施設も存在します。
一般的にAEDを設置すべきとされる施設の他にも、人口や立地といった地域の適性に応じて、パトカーや消防自動車などにAEDを搭載するような場面も必要です。一台のAEDを広範囲な場所に対して利用できることで、有効活用が期待できるでしょう。また、以下のような場面でも、AEDの設置や配置が望まれます。
実際にAEDを使用する場面になったら、まずは119番に電話をしましょう。通報から救急車が到着するまでの間に8.3分程度の時間がかかるとされていますから、AEDは救急車が付くまでの間に使用します。
AEDの使用手順は大まかに分けて以上の通り。手順について詳しく見ていきましょう。
まずはAEDの電源を入れますが、機種やメーカーによっては電源の入れ方が異なります。電源ボタンを押す場合や蓋を開ける場合、レバーを引く場合など様々です。ボタンを押す場合は強めに押しましょう。
電源が入ると、音声ガイダンスがスタートします。ガイダンスをよく聞いて指示に従いましょう。機種によっては傷病者の意識や呼吸の確認を促されます。声をかけたり肩を叩いたりして反応を見て、呼吸の確認に迷う場合は心臓マッサージを行います。
意識・呼吸がない場合にはAED使用のために電極パッドを貼ります。AEDが心電図で電気ショックが必要か同化を判断し、必要な場合は電気ショックを行います。傷病者に誰も触れないように注意して、電気ショックボタンを押すようにガイダンスから指示があったら押しましょう。電気ショックが必要でない場合にも、電極パッドは貼ったままにしておきます。
電気ショックの後や電気ショックが必要なかった場合には、心肺蘇生を行います。胸骨圧迫(心臓マッサージ)は、1分間に100~120回のリズムです。
救急車が島着するまでの間、傷病者に貼った電極パッドは絶対に剥さずに、AEDの電源を入れたまま音声ガイダンスに従って行動しましょう。
AEDの使用時には、以下の点に注意が必要です。
傷病者の体が濡れている場合は、電気ショックの効果が十分に得られません。タオルや胸で拭いてから電極パッドを貼り付けましょう。
湿布などの貼り薬が貼られている場合も同様に、電気ショックの効果が弱まる可能性があります。貼り薬を剥がして薬剤をふき取りましょう。
もしペースメーカーやICDが埋め込まれている場合には、これらが埋め込まれている胸のでっぱりを避けて電極パッドを貼り付けてください。
体毛が濃い人にも電気ショックの効果が薄れることがあります。AEDのセットにはカミソリなどが付属していることが多いため、胸毛などを除毛してから電極パッドを貼り付けましょう。
電極パッドを貼る際には上半身を裸にする必要がありますが、傷病者が女性の場合には男性ではなく女性が救命活動をしたり、テントや人の壁を作って傷病者の姿を隠すなど、配慮をしましょう。可能なら電極パッドを貼った後、タオルや上着で胸の露出を防ぐのも推奨されています。
傷病者が1歳未満を含む未就学児の場合には、小児用パッドを使用しましょう。もし小児用パッドがない場合には成人用パッドを、パッド同士が触れないように気を付けて貼り付けます。