厚生労働省のガイドラインも「50歳以上の社員が250名以上働く場所・施設」には、AEDを設置することが望ましいとあり、一般企業にも導入が勧められています。
職場によっても異なりますが、多くは社員や来客が多いオフィス・ロビーに設置されています。また店舗を併設する企業などでは、社員のみならず、来客者へのサービスの一環として設置することも多いようです。
企業においてAEDを導入することは、コンプライアンス意識の高さにもつながっていき、企業イメージ向上にもプラスの作用を与えてくれます。
銀行という業種柄か、支店には社員のみならずお客様も多く訪れます。そのなかでAEDを設置後、ある支店で心停止が発生。AEDが実際に救命活動に使われました。
設置場所は窓口が閉まった3時以降も使用できるように、ATMコーナーに決定。今ではほぼ全ての支店に設置することになりました。
AEDの導入選択する上での基準は、わかりやすさです。一体型のパッドなどは貼る位置がわかりやすいように工夫がされているなど、誰でも扱いやすく設計されています。
パッドやバッテリーの交換が長期間のタイプならば、メンテナンスにかかる手間もコストも抑えられるでしょう。
プレスリリースで「全店舗AED導入」という案内をだしたところ、お客様からも大変好評の声が多く届けられ銀行のイメージアップにもつながりました。
お客様と社員の双方に、万が一への備えと安心を提供しています/一般企業
働く社員のためばかりでなく、お客様が訪れることが多い店舗なので、双方にメリットがあると考え、導入を検討しました。選ぶ段階になって、機種の選定では数多くのAEDがあることを知り悩みました。ただこうしたものにケチってもなんですので、価格と性能のバランスをみていくつか候補を決定。最終的にはコストバランスがよいAEDを扱い、対応力の良い販売会社と契約をしました。